追いかける男性と追いかけない男性の運命の差
ドラマやマンガでよくあるシーン。「もう、あなたなんて最低!」カップルで喧嘩をしたあと、彼女が捨て台詞を吐いて家から出ていこうとします。「ちょ、待てよ」彼氏のほうはキムタクのような台詞を吐いて腕を差し出します。そんな彼氏の腕を振りほどいて家から出ていく彼女。このあとの行動が運命を左右するのです。
つまり「追いかける男性」と「追いかけない男性」に分別できるのです。追いかける男性は、ドラマの定番ですね。数メートル進んだ外で彼女を捕まえる彼氏。そして、無言で抱きしめます。「俺が悪かった。愛してる」そんな台詞とともにギスギスした空気は収束しはじめます。すると、急にゲリラ豪雨が二人を襲ってドラマチックな展開に磨きがかかります。ズブ濡れの二人は仲良く家に帰るのです。しかし、彼女を追いかけない場合。これが結構多いのです。
まず、彼氏は体を伸ばしてため息をつきます。「はぁぁあ」そして、ぼそっと呟きます。「ったく、面倒くせえな」そのあと、どうしようか思案します。「追いかけるか……いや、それは面倒だ」そして、とりあえずテレビをつけます。「あ、懐かしい」少し前に流行ったドラマの再放送が映し出されました。「これ、最後まで見てなかったんだよな」ジュースなんかを持ち出して、本気で見出す彼氏。
ふと、彼女の表情を思い出す男性。「まぁ、少し頭を冷やしてから仲直りの方向にいったほうが自然だしな、うん」自分を説得して、あっさり納得した彼氏はドラマに釘付けです。
すると、「ザー」という音とともにゲリラ豪雨が降り出しました。「洗濯物干してなくてよかった……」そう一瞬思った彼氏は、またドラマを見出します。そして、15分くらい経ったころでしょうか。玄関のドアが勢いよく開きました。体がビクっとなって玄関に体を向ける彼氏。そこには、雨でズブ濡れになった貞子のような彼女が立っていました。「なにテレビ見てんのよ!追いかけろよ!」その暴言が第二ラウンドのゴングとなったのでした。